WING YOUセミナー

知識の翼をあなたに・・・

WING YOUセミナーとは

WING YOUセミナーとは・・・

‘a Well of Information to Navigate and Grow’の頭文字を取ってWING。そして、WING YOUの YOU は「あなた」。

「YOU(あなた)を導き成長させる知識の泉」がWING・翼。

「知識の翼をあなたに・・・」という思いを込めて命名致しました。

日本ではあまり知られていない海外の最新情報やアイディア、日本の常識とは異なる海外の一般的な考え方などを紹介することで、日本の鳥業界と飼い主さんにより多くの選択肢を提示し、立ち止まって考えて頂く機会を提供できればと思っております。

お時間があればセミナーにお越しください。皆様に会えることを楽しみにしております。

WING YOUセミナー誕生秘話 (Part4)

WING YOUセミナー誕生秘話 (Part1)
WING YOUセミナー誕生秘話 (Part2)
WING YOUセミナー誕生秘話 (Part3)

TSUBASAを設立し、コンパニオンバードのレスキューや引取が本格化し始めましたが、並行して生体の直輸入と販売を続けていました。しかし、この相反する両輪を動かし続けることに矛盾を感じていた松本氏はある時「生体販売を止める」という大きな決断をします。かなり衝撃的でした。
この英断をガブリエル財団のジュリーは尊敬の念を持って絶賛していました。賛否両論ありましたが、TSUBASAを立ち上げたからには遅かれ早かれそうなることは予想していました。が、かなり早いタイミングでやってきた事にはビックリしました(笑)

生体販売をやめたCAP!はTSUBASAをサポートする立場となり、私は海外から講師を招いてのセミナーやイベントの交渉やコーディネートを一任されていました。「○○呼びたいんだけど」、「○○さん来てくれないかなあ」という松本氏のつぶやきならぬ司令からプロジェクトは動き出します。あのアイリーン・ペッパーバーグ博士を招聘した時もそんな軽いノリでの始まりでした。ユニークな名前の先生ね~、位に思っていた私の印象を変えたのは彼女の講演内容やプロジェクト詳細、アレックスの話しなどを本人から説明してもらった時です。(また凄い人に声かけちゃった・・・)
実際にお会いすると、メガネをちょこんと頭の上に乗せ、常にアレックスと彼女の研究について考えているとてもチャーミングな女性でした。

もちろん、ガブリエル財団のジュリー・ムラード女史にも講演してもらいました。ジュリーには会う度に私達の知らない鳥業界裏事情を教えてもらい、「え?そうなの?」「嘘でしょ?」の連続です。ネットに拡散している情報がいかに間違っているか、というのを何度も実感しました。

何か疑問があれば直接鳥獣医師に聞く、フードに関して不安があれば直接メーカーに聞く、問題行動に対するアドバイスが必要なら直接コンサルタントに聞く・・・日本と海外の鳥業界に関わって20年以上も経っている事から、世界中にアドバイスをもらえる相手が居るという恵まれた環境になっています。

恵まれた環境・・・それに気付くのに20年もかかりました(汗)。私が知り得た情報を欲しい!聞きたい!と思う人がもしかしたらいらっしゃるのでは?と思い、先日初めて国際オウム会議の発表内容をシェアする機会を得ました。反響は私の想像以上。海外では一般的な事も日本ではまだ知られていなかったり、未だに日本では実施されていなかったりと参加者の皆さんとの立ち話から私も気付きを頂くことができました。

情報は日々変わります。日本の常識は世界の非常識とも言われています。社会はどんどん多様化し、新しいアイティアが生まれています。そういう時代の中で、柔軟に新しい考え方や情報を取り入れ、選択肢を増やし、ご自身の鳥さんに対して何がベストな飼養方法、フード、エンリッチメント、健康促進なのかを考える事は大切だと思いませんか。私は色々な情報を皆様にお届けする役に徹し、愛鳥家の皆様に立ち止まって考えて頂く機会を提供できればと思っています。新しい出会い、新しい視点、新しい情報・・・どれもが飼い鳥の生活をより豊かにしてくれるはずです。

最後に、このWING YOUセミナープロジェクトを一緒に進めてくださる鳥爺・松本壯志さん。長きに渡り色々な経験をさせてくださりありがとうございました。アイディアに富、新しいことに挑戦し続け、周りをハラハラさせながらも最後には皆を充足感で満たし笑顔にさせてくださるその魔法を以前より盗みたいと思っていました。まだまだその魔法を習得するに至っていませんが、英語というツールを活かし壯志さんと一緒に新しい風を起こし、セミナーにご参加くださった皆さんが「知識の翼」を得て上昇気流に乗れるよう動いて行こうと思います。何卒宜しくお願いします。

最後までお読みくださりありがとうございました!
一人でも多くの皆さんにセミナーでお会い出来ることを楽しみしております。

2019年8月6日
オフィスCIS 石山仁美

WING YOU セミナー 第一回概要

テーマ:東南アジアの鳥たちの今

■開催日・場所
2019年11月30日(土)京都
場所:京都(平等寺因幡堂ホール)
京都府京都市下京区因幡堂町728

2019年12月1日(日)東京
場所:東京(IKE・Biz としま産業振興プラザ 大ホール)
東京都豊島区西池袋2-37-4

■時間
12:30 受付開始
13:00 セミナー開始
16:00 セミナー終了
人数限定の二次会(京都・東京)・三次会(東京のみ)あり 
詳細は参加者に別途連絡致します。

■セミナー内容
1)The Asian Bird Crisis – Conservation needs and the role of zoos.
アジアの鳥の危機:保護活動のニーズと動物園の役割
(ジェシカ・リー博士)

2)Common mistakes and misconceptions made by Pet Bird Owners
飼い主の一般的なミスと思い違い(繁殖、育雛、雛鳥、老鳥、ハンディキャップ鳥のケア)
(アンジェリン・リム氏)

■セミナー講師
アンジェリン・リム、アシスタント・キュレーター
ジュロンバードパーク
ジュロンバードパークでアシスタント・キュレーターとして、鳥類の担当者チームを率い、ペンギンコースト、ウォーターフォールアヴィアリー、パロットパラダイスなどの展示、ブリーディング&リサーチセンターを担当。カンムリシロムク、ソデグロムクドリ、ヒムネバトなどの保全種の管理と繁殖に関わった。更に、ムクドリ、ハト、キジ、エボシドリの繁殖施設を同園に確立。繁殖とオウム類、ハト目、スズメ目、キジ目の育雛が得意分野。2004年よりジュロンバードパークに勤務。

Dr. ジェシカ・リー、アシスタント・ディレクター
保護&リサーチ、コンサベーション部門、研究&獣医サービス
ワイルドライフ・リザーブス・シンガポール
ジュロンバードパーク、シンガポール動物園、ナイトサファリとリバーサファリの4つのワイルドライフパークの管理監督と研究の促進だけでなく、シンガポールの保護基金(WRSCF)を通して国内と東南アジア他の鳥類保護プロジェクトを取り纏めている。鳥に対する情熱が深く、保護活動中心の鳥類学者として経験を積む。特に、生物生態学と絶滅危惧種の環境管理に力を注ぎ、絶滅危惧種のアジアの鳥の保護計画、レスキューセンターのマネージメント、商取引、隠蔽種のゲノム評価などにも関わっている。IUCN SSC アジア・ソングバード・トレード・スペシャリストグループとオナガサイチョウ・ワーキンググループのコーディネーターでもある。



WING YOUセミナー誕生秘話 (Part3)

WING YOUセミナー誕生秘話 (Part1)
WING YOUセミナー誕生秘話 (Part2)

CAP!の試行錯誤が続く中、それを既に実現しているアメリカのガブリエル財団の存在を知ることになったのです。松本氏に連絡してみてと言われた私はいつもの軽い気持ちで連絡を入れました。 ガブリエル財団がアメリカのコンパニオンバードレスキューにおいてパイオニアであり唯一無二の組織であることは、ガブリエル財団の第一回目のシンポジウムに参加した時に知ることとなります。(そんな凄い人だと知っていたら尻込みして連絡できていなかったかもしれません・汗)

ガブリエル財団の主宰者であるジュリー・ムラード女史は二つ返事で私達の訪問を受け入れてくださり、第一回ガブリエル財団シンポジウムに招待してくださいました。ブリーダー、愛鳥家、メーカー、コンサルタント、トレーナーなどなど、垣根を越えて鳥の幸せのために集まった100名近くの参加者。今となっては有名ですが、この時はまだ無名・駆け出しであったコンサルタントさんなど、本当に錚々たるメンバーが集まっていたのを覚えています。ここでの出会いからまたネットワークが広がりました。

アメリカでの出会いとシンポジウムの内容で松本氏が長年感じていたモヤモヤが吹き飛んだようです。日本初となるコンパニオンバードレスキューセンターを設立する意志が固まりました。それからの私の業務はガブリエル財団の資料を全て熟読し翻訳。その資料を元に日本のコンパニオンバードレスキューセンターの骨組みを作って行きました。翻訳の日々の中、松本氏から「レスキューセンターの名前を考えて欲しい」という司令が。実は、CAP!という名前は私が考案したのです。(その時のストーリーは松本氏のブログにあります。こちら。)そんな過去があるのでまた私に・・・ということで、色々考えること数日間。松本氏にTSUBASAという名前を提案しました。(その時の話はこちら。)

少し詳しく説明すると、TSUBASAは「The Society for Unity with Birds – Adoption and Sanctuary in Asia」(=鳥と調和のとれる社会 – アジアの里親とサンクチュアリ)の略なのです。これを考え出すにはかなり知恵を絞ったのを覚えています。WING YOU セミナーも頭文字を取ったネーミングですし、CAP!もTSUBASAもそうです。つくづく才能がないなと思っております(笑)

TSUBASAの骨組みを構築して行く中で、何度もジュリーに質問し、その度に快く資料をくださり、惜しみなくアドバイスをしてくださいました。彼女のサポートがなければ、里親制度もMTBもなかったかもしれません。

ジュリーに第二回目のシンポジウムでの講演を打診され、(壯志さん、受けるのかな・・・受けるわけないか。外人相手だし♪)と高をくくっていた私の期待を見事に裏切り、松本氏も二つ返事で講演を引き受けてしまいました。 こうなったら私も腹をくくるしかありません。何度も打ち合わせと練習を重ね、アメリカのフロリダ州タンパで開催された第二回シンポジウムに臨みました。
私はただ、松本氏の講演を通訳しただけなのですが、彼の熱意や情熱を通訳を介してでも感じ取ってくださった皆さんは、目に涙をためながら、神妙にうなずきながら聞き入っていました。講演の最後のスタンディングオベーションはまさに鳥肌ものでした。何を隠そう、この講演が松本氏の長い講師歴の記念すべき第一回目なんですね。

ジュリー・ムラード女史とは今でも続く長い付き合いとなっていますが、肝っ玉母さんのような何でも受け止めてくれる存在は松本氏を初め私達の大きな力になっています。このお二方の通訳をしていていつも思うのですが、「言葉が無くてもこのお二人の心は完全に通じ合っている」と感じるのです。お互いの顔を見ただけで、その時の苦労や喜びが瞬時にわかり合える・・・同志なんですね。松本氏は英語ができませんし、ジュリーも「こんにちは」しかわかりませんから本当に不思議です。感動すら覚えます。

TSUBASAを設立し生体販売を中止するに至った経緯は次の Part4




WING YOUセミナー誕生秘話 (Part2)

WING YOUセミナー誕生秘話 (Part1)はこちら
WING YOUセミナー誕生秘話 (Part3)はこちら

CAP!の鳥専門店としての位置づけが色濃くなるにつれ、コンパニオンバードの鳴き声、毛引き、発情、自咬症、病気などに関する相談も多くなりました。無料相談の電話は鳴り止む事がなく、スタッフが交代で相談に乗る毎日が続きました。他のペットショップで悲惨な状況で店頭に立たされている鳥さんのレスキュー相談も頻繁に入るようになりました。

幸いにもDream Birdの取引先も順調に増え、優良ブリーダーや著名な鳥獣医師に出会うことが出来ました。これは生体販売をしていたCAP!にとって大変有意義であり、今までの常識や考えを一瞬にして覆してしまうような情報や知識を得ることに繋がりました。
そして、アメリカの優良ブリーダーさんを訪れる中で健康で精神的にも幸せで満たされた鳥たちを見るようになり生体の直輸入について真剣に考えるようになりました。もちろん直輸入には大きな壁がいくつもありましたから、それらを1つ1つクリアする必要がありました。何度も当時の経済通産省に足を運び、書類の書き方、必要な書類の確認、輸入許可書取得などの準備を行いました。
と同時に、ブリーダーさんに予防接種、性別検査、各種病気の検査などをお願いし、出生証明書を作成してもらい、鳥が問題なく輸送に耐えられるように一人餌になってからの発送をお願いしていました。私達が関わったブリーダーさんは皆さん「バードファースト」の方々ばかりでしたから、こちらの要望を理解し快諾してくださいました。

これら手続き、予防接種や性別検査などは利益を追求する企業であれば躊躇する事ばかり。それでもコスト度外視で「コンパニオンバードの幸せのために」出来る限りのことは何でもする松本氏の考えから、どれも外せない物ばかり。スタッフは高いレベルでの技術と責任感を求められましたが、当たり前の事を正しい方法で黙々としていました。私は事務方でしたので、そんな彼らの仕事ぶりを尊敬の眼差しで見ておりました。

直輸入した鳥たちを輸入許可書や出生証明書、予防接種証明書、健康診断書などを付けて販売。 鳥業界の事をよく知らなかった私は、それら書類を付けて生体を販売するのは「当たり前の事」と思い、全ての書類を準備しましたが実際はそうではなかったんですね。 当時の鳥業界に激震が走りました。今までの常識にCAP!と松本氏が真っ向から勝負した瞬間でした。しかしそれを理解してくださる愛鳥家さんも大勢いらっしゃり意識の高いCAP!ファンが増えて行ったのも事実です。

直輸入し販売した鳥たちは「素性」がわかっていますし(笑)、どんな環境で育てられ何を与えられていたのか全て把握出来ています。飼い主さんの元に行っても問題になる鳥は少なく、何かあった場合は直接ブリーダーさんに質問できましたら解決も早かったのを覚えています。
健康で飼い主と強い絆を築く事ができるコンパニオンバードは正しい育雛・飼養により可能であることが自信を持って伝えられるようになりましたが、日々増える健康相談や問題行動相談から見え隠れする他のコンパニオンバードたちの状況とのギャップに悩む事が増えました。更に、日本の鳥飼養業界はまだまだ未熟であり、日本で暮らす1羽でも多くのコンパニオンバードが幸せになるためには私達人間がもっと知識を得る必要があると感じ始めていた頃です。

国内には必要な情報がまだ無い時代でしたから、必然的に目は海外へ向かいました。いろいろ模索する中、スペイン・カナリア諸島のテネリフェ島で4年に1回Parrot Convention 国際オウム会議 が開催されていることを知りました。世界中から鳥の専門家が集まり研究発表、勉強会や交流会があるとの事。そこへ行けば何か新しい発見があるかも? ということで参加することに。

オウム会議では知らなかった事の発見の連続。素晴らしい出会いもありました。それよりもオウム会議からの帰路、TSUBASAの前身ともなったCAP!三芳町店の設計図を松本氏が一気に書き上げた事を此処に記さないといけません。
乗り換えのために立ち寄ったマドリッド。何かのイベントでホテルはどこも満室。かろうじて確保したホテルは古く部屋には窓もありませんでした。せっかくのマドリッド。疲れていた松本氏を残し外出した私(笑)。ホテルに戻ると興奮気味の松本氏に一枚の紙を見せられました。お世辞にも上手とは言えませんでしたが、CAP!新店舗のレイアウトが描かれていたのです。
そこには私達が今まで海外から得てきた情報と知識、日本で暮らすコンパニオンバードたちの環境を改善する策が全て詰め込まれていました。

鳥たちのためによりよい環境を目指してCAP!池袋店は移転。検疫スペース、クリニック、スタッフ、店舗・・全てが揃い、万全な体制で生体直輸入と販売が出来るようになりました。CAP!から鳥を迎い入れるお客様も増えて交流も活発になり、お悩み相談も益々増え、店舗にはお客様からの要望を受けてレスキューした鳥や問題行動でお客様が手放すことになった鳥たちが徐々に増えていきました。健康で元気な鳥たちを販売しても問題を抱えて手放される鳥やレスキュー依頼は減らず、なんとかして鳥業界を改善しようと試行錯誤しました。

試行錯誤する中、ガブリエル財団に出会った話しは (Part3)にて

WING YOUセミナー誕生秘話 (Part 1)

WING YOUセミナーの企画・運営を行っておりますオフィスCIS代表の石山仁美です。
交渉から始まり企画まで1年。こうして皆様に告知できる事になり大変興奮しています。と同時に「コケたらどうしよう・・・」「第1回で終了~ってこともあるかも」と弱気な部分も出てきています。今はそのネガティブ思考に目を向けず、淡々とやるべき事だけをやり、セミナーの成功だけを考えて進んで行こうと思っています。

前途多難が予想される鳥業界初(!?)とも言えるセミナーに特化したプロジェクトですが、「鳥業界最強のお爺様」である「鳥爺・松本壯志」さんのバックアップと全面協力があったからこそ実現しました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私と松本氏との関わりは松本氏が東京・池袋西口で開業した ペットショップCAP! からとなります。あの頃は鳥だけでなく犬・猫・小動物も販売するペットショップでした。犬猫のペットショップの片隅によく馴れたオウム・インコが「鎖に繋がれること無く」とまり木に止まり、お客さんと遊んでいたのが懐かしく思い出されます。CAP!がまだ生体販売を行っていた頃です。

長年動物業界に関わり念願のペットショップを開業した松本氏でしたが、開業から間もなくしてCAP!を鳥専門店にするいう方向転換をします。鳥に対する強い思いと鳥業界を変えるというミッションが彼の決意を固くしたのは側で見ていて強く感じました。

当初、日本には鳥専用のフードや用品はほとんど無く、新規開拓のために海外商品発掘の命を受けた私は電話、FAX、手紙を駆使しアメリカやヨーロッパのメーカーにコンタクトを取り、海外の展示会情報を探しまくりました。CAP!の輸入部門であるDream Birdの誕生です。まだ生体販売をしていましたので、海外の優良ブリーダーも同時に探しました。

海外メーカーと何度も連絡を取り交渉し、サンプル輸入、メーカーへのフィードバックを繰り返す中で信頼を勝ち得て輸入代理店・総代理店の権利を獲得する事ができました。「鳥にとって高品質の物だけを」という松本氏のビジョンが明確であったため私の仕事は非常にやりやすかったです。

まだメールもインターネットも普及していない時期でしたから、出張で海外へ行った際にホテルの部屋に備え付けてあった電話帳を開き、電話番号が掲載されているペットショップやブリーダーさんにアポイントメントを取り実際に訪問するというのを繰り返しました。ここでも奇跡的な出会いがあり、後々のDream Birdの生体直輸入に繋がりました。

アメリカの某雑誌にも大変お世話になりました。この鳥専門雑誌に広告を掲載したことで、海外輸出を希望するメーカーやブリーダーさんから連絡があったり、当該雑誌の編集部の皆さんや雑誌のライターとも一緒にお仕事をすることが出来ました。私が日本の鳥業界について書いた記事がどこかにあったような・・・。

このようにして国外の鳥業界に繋がりが出来始めました。

生体直輸入からTSUBASA設立までは Part 2で。

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